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【畳のカビ取り】発生する原因、正しい対処法や予防策を詳しく解説します
query_builder 2026/01/09
コラム
著者:島袋たたみ店
島袋たたみ店

畳はイ草という植物を乾燥させたものを使って作られているため、湿気が多い環境ではカビを呼び寄せてしまうこともあります。畳にカビを見つけたら、すぐに正しい方法で対処するようにしたいところです。

今回は、畳のカビ取り方法について、カビの種類別に適したオススメの方法と、畳にカビを発生させないための予防法を解説していきます。

▼畳にカビが発生しやすい状況とは
畳にカビが発生しやすくなるのは、温度15度~30度と湿度70%以上という2つの条件に加えて、埃や汚れなどカビの栄養分となるものがそろったときです。 具体的には次のような状況となります。ご自身の生活環境に当てはまらないか、確認してみましょう。

    日当たりが悪く、換気・通気が不十分
    畳の上に直接布団を敷いて寝ている
    畳が新しい

■日当たりが悪く、換気・通気が不十分
日当たりが悪い部屋は、太陽の光に含まれる熱が届きにくいため、湿気がこもりやすいです。また、特にマンションは気密性が高いことが多いため、空気の流れも悪くなりがちで、北側に配置された和室がある場合には湿気がこもりがちになります。客間として和室を作った場合、普段はほとんど使わないからといってふすまや扉を閉め切っていると「いつの間にかカビが生えていた」ということも多いです。

■畳の上に直接布団を敷いて寝ている
人は、一晩でコップ一杯分の汗をかくといわれています。多くの方が実感していないかもしれませんが、この水分は布団が吸収してくれているのです。水分は空気よりも重いため、吸収された水分は布団の底に溜まります。そして次に畳がこの水分を吸収するわけですが、上が布団で塞がれているため、空気中に水分を放出できないままになってしまうのです。

畳の上に直接布団を敷きっぱなしにする「万年床」の場合、「久しぶりに敷き布団の裏側を見たらカビが生えていた」というケースも少なくありません。

■畳が新しい
古い畳に比べ、新しい畳は調湿効果に優れています。これはイ草自体がまだ新しいためです。調湿作用とは、空気中の水分を吸収して放出するというものですが、新しい畳は水分を吸収しやすいので、その分カビが発生する可能性も高くなるのです。畳が新しい場合には、より頻繁にお手入れをする必要があると考えてください。

▼カビの種類別:畳のカビ取り方法 
畳に生えやすいカビには、程度の軽いものから順に緑カビ、白カビ、黒カビという3種類があります。程度によって使う道具が変わりますが、基本的なカビ取り方法は同じです。

1.    ゴム手袋とマスクを装着する
2.    部屋を換気しカビの胞子を外に出す
3.    カビの種類に合ったものを使って掃除する
4.    換気しながらしっかり乾燥させて完了

では、カビの種類別に適切な掃除方法を解説します。

■緑カビの場合
畳でよく見られるのが、初期段階の緑カビです。カビ臭さを感じることもあります。空のスプレーボトルにお酢もしくはエタノールを入れ、スプレー後20分ほど放置します。雑巾で拭き取ったらもう一度スプレーして、最後に乾いた雑巾で畳の目に沿って拭き取りましょう。

■白カビの場合
緑カビの仲間ですが、フワフワとした形状をしています。白カビは畳だけでなく、木材にも発生しやすい性質をもっています。こちらも程度は軽度ですので、緑カビと同様に、お酢もしくはエタノールをスプレーして拭き取る方法で除去しましょう。

エタノールを扱う場合は、手に触れると荒れてしまうことがありますので、ゴム手袋は必須です。

■黒カビの場合
黒カビは頑固です。程度としては重度であると考え、化学的に重曹で中和する方法で除去するのが適切だといえます。

畳の黒カビに重曹の粉末をそのまま振りかけ、さらにエタノールをスプレーしましょう。重曹による畳の変色を防ぐために、黒カビにピンポイントでスプレーするのがコツです。

次に、古歯ブラシで黒カビを掻き出します。黒カビが取れるまで、重曹とエタノールスプレー+古歯ブラシでの掻き出しを繰り返しましょう。黒カビが取れたら、最後にエタノールをスプレーして、乾いた雑巾で拭き上げます。

▼畳にカビを発生させないためにしておきたいこと
畳のカビ取りをした後は、また同じような状態にならないように、次のような方法でカビの予防に努めましょう。

■畳の部屋をこまめに掃除・換気する
定期的な掃除で、カビの養分となる汚れや埃を取り除いておきましょう。時々換気もおこない、湿度を70%以下に保つようにするとカビ予防になります。

■お酢やクエン酸スプレーで畳を拭く
お酢やクエン酸は強力な殺菌力をもっています ので、定期的に使うことでカビの予防に役立ちます。お酢は水と1:1で割り、クエン酸は水500mlに小さじ1の分量 で割り、空のスプレーボトルに入れて使用しましょう。畳全体にスプレーした後、雑巾で拭き上げます。

■畳の上に直接布団を敷かない
畳の上にカーペットや布団など何か物を乗せてしまうと、畳のもつ吸湿作用は存分に発揮されなくなり、カビが生えやすくなります。カビを予防するためにも、畳の上にすのこを置きその上に布団を敷くなど工夫しましょう。

▼まとめ
畳にカビを発見したときは、カビの種類に合わせた対処法をおこないましょう。普段からお酢スプレーや十分な換気などをおこない、カビの発生を予防しておくことも大切です。それでも畳のカビが頑固でうまく取れなかったり、畳が10年経過していたりする場合には、畳の表替えもオススメです。島袋たたみ店では、畳に関するさまざまなご相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
 

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