地域によって
畳のサイズが異なるのはご存じですか?
そこで今回は京間や江戸間など、
畳のサイズについて解説していきます。
▼京間とは
京間とは、京都を中心に関西で使われている
畳のことをいい、「関西間」と呼ばれることもあります。
大きさは1.91×0.955m(1.82㎡)です。
■江戸間との違い
江戸間は、関東や静岡以北で使われている
畳になります。
長辺の長さが5尺8寸あるので「五八間」とも呼びます。別名「関東間」ともいいます。
大きさは1.74×0.87m(1.54㎡)です。
■そのほかのサイズは?
京間と江戸間以外に、「中京間」「団地間」といった
畳があります。
・中京間…1.82×0.91m(9.27㎡)
・団地間…1.7×0.85m(8.67㎡)が一般的
中京間は愛知や岐阜、三重で使うことが多いです。
団地間はアパートやマンション、公団住宅などで全国的に使われています。
大きい順に、京間・中京間・江戸間・団地間の順になります。
▼
畳のサイズが違う理由
関西は
畳のサイズを基準に建物の寸法を測っていたのに対し、関東は柱の間の距離を基準に建物の寸法を測っていました。
こうした文化の違いが、
畳のサイズ違いに現れているのです。
団地間が小さいのは、戦後に人口が急増したことにより、省スペースなサイズの
畳が推奨されたことが理由として挙げられます。
▼まとめ
畳のサイズは、地域や時代背景によって異なります。
京間が最も大きく、団地間が最も小さい、ということは覚えておきましょう。
那覇市松尾にある島袋たたみ店では、
畳の
張替えや
新調、修繕を行なっております。
加熱殺菌処理も可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。