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網戸の丸ごと交換は可能? 注意点や費用相場を解説します

query_builder 2024/10/09
コラム
島袋たたみ店

網戸が使いづらくなり、網(ネット)部分の張り替えでは改善しない場合には、網戸本体(フレーム)を丸ごと交換するのがベストなケースも少なくありません。DIYに慣れている方であれば、網戸の丸ごと交換も自分でおこないたいと考える方もいるでしょう。

今回は、網戸本体(フレーム)を丸ごと交換する場合について、DIYでもできるのかどうか、注意点、費用相場などを解説していきます。

 

網戸を丸ごと交換したほうがよいサインとは

網戸の網(ネット)については、穴や破れが発生するなど張り替えの目安が比較的わかりやすいです。対して網戸のフレームは網よりも耐久年数が長いため、交換時期を見極めるのが難しいといえます。次のような現象が見られたら、フレームも含めて網戸を丸ごと交換したほうがよいでしょう。

 

網戸が動かしにくくなった
網戸を閉めても隙間がある

 

網戸が動かしにくくなった

網戸は紫外線などの影響により、経年劣化していきます。サッシメーカーにもよりますが、網戸本体の耐用年数は約10年だといわれています。網戸を動かすための戸車は約10年~、サッシ部分は約20年~と部位ごとに異なりますので、使用から約10年が経過して網戸が動かしにくくなったら、丸ごと交換のサインだと考えましょう。

網戸を閉めても隙間がある

網戸を閉めても隙間ができてしまうのは、フレームに歪みが発生しているためです。網戸のフレームは、経年劣化による部品の破損や、日常的な使用による衝撃、地震による揺れなどが原因で歪みが発生することがあります。また、DIYでの網の張り替え時に力を入れすぎてフレームが歪むことも。

戸車の高さ調整をしても隙間が解消しない場合には、網戸をフレームごと交換することをオススメします。

 

網戸の丸ごと交換はDIYでも可能?

結論からいえば、網戸の丸ごと交換は、DIYに慣れている人であれば可能な作業だといえます。網戸本体はサッシメーカーやホームセンター、ネット通販などで購入することが可能です。既存の網戸の型番を参考にするか、窓やドアのサイズを測ってぴったりな網戸を注文することになります。

ただし、DIYでの網戸丸ごと交換では、窓やドアサイズの測定、新しい網戸の運搬や、既存の網戸の廃棄作業などを自分でしなければなりません。手間や時間だけでなく、費用面を考えても、リフォーム業者などのプロに依頼するのとさほど変わりないケースが多いようです。新しい網戸の運搬は、ホームセンターやネット通販であれば無料配送となることもあるため、どちらでおこなうかはよく検討する必要があります。

 

■マンションの場合は管理組合に聞いてから

マンションにお住まいの場合には、網戸は原則として「共有部分」に含まれます。ただし、実際には住人が使用するため「専用使用部分」という扱いになります。そのため、網戸を丸ごと交換する場合は、交換の判断を管理組合に聞き、許可が出たら住人負担でおこないましょう。

 

網戸を丸ごと交換する際の費用相場とは

網戸をサッシごと交換する場合の費用相場はこちらです。

 

網戸の丸ごと交換作業

費用相場
DIY 約10,000円~
業者に依頼 約10,000円~50,000

 

ホームセンターなどで同じ型番や同じ規格サイズの網戸が見つかれば、費用を抑えることが可能です。業者に依頼する場合も、自分でしっかりとサイズを測ることができれば別途出張費はかからず、サッシ交換のみをお願いするだけで済みます。

 

▼古い網戸の処分のし方

網戸を丸ごと交換する場合には、古い網戸の処分方法についても見当を付けておきましょう。主に次の3つの処分方法があります。

 

■サッシ屋に引き取ってもらう

新しい網戸への交換を依頼したサッシ屋さんに、古い網戸を回収してもらう方法です。有料の場合も多いようですが、とくに大きい網戸の場合には、手間をかけずに処分することができるので便利でしょう。

 

自治体に普通ゴミとして出す

網戸を解体して、1辺を30cm未満にすることができれば、自治体にゴミとして出すことが可能です。網戸サッシは樹脂製(プラスチック)やスチール製などさまざまあり、その素材の違いでゴミの区分も変わります。自治体によりますが、樹脂製は燃えるゴミ、スチール製は燃えないゴミとして出せることが多いです。

 

■自治体に粗大ゴミとして出す

網戸の分解が大変な場合は、自治体の粗大ゴミで処分してもらいましょう。お住まいの自治体のホームページで「粗大ゴミの回収予約」をして、コンビニ等で有料処理券を購入、網戸に貼付して指定日に指定場所へ出します。詳しくはお住まいの自治体のホームページでご確認ください。

 

▼まとめ

使用開始から約10年経過している場合は、網戸本体の劣化がだいぶ進んでいるはずですので、網の張り替えではなく、網戸本体を丸ごと交換することも検討しましょう。DIYに不慣れな方は、業者へ依頼したほうがスムーズです。

網戸に関するご相談は、どんな小さなことでも島袋たたみ店へお問い合わせください。大正10年の創業より積み重ねてきた高い実績と技術で対応させていただいております。

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